【自己紹介】えんざんは言語化したい。

はじめまして。えんざんと申します。

ADHD(注意欠陥多動性障害)やASD(自閉症スペクトラム)といった発達障害の傾向があり、それらを明かして会社勤めをしています。いわゆるオープン就労というやつ。

また、Twitter(@enzan_jiritu)やnote(https://note.com/enzan_jiritu)を通して言語化、自己理解、自己管理について自分の経験や日頃の所感を発信中です。

突然ですがみなさん、「あ、今充実しているなぁ」と感じる瞬間はありますか?

充実感を得る時や状況は人それぞれ。

サッカーで一気に相手を抜き去ってシュートを決めた時。
毎日練習していたギターでやっと一曲弾けた時。
推しているアイドルのライブでサイリウムを振っている時。
難しい試験を必死で勉強してなんとか突破できた時。

きっとその瞬間のあなたは目を輝かせているはず。

僕にとってそれは自分の思考・感情が言語化された時自分の言動を思い通りに操れた時

ここでは、自分がブログを始めた…というか「文章を書きたい」と強く感じた理由と経緯について語らせてほしい。

言語化の喜びを知った時

きっかけは趣味だった。

僕はアニメ・特撮・映画鑑賞が趣味のひとつでTwitterでよく感想を見たり発信したりしている(上記で引用したアカウントとは別のもので)。特にリアルタイムで地上波放送を追いながら呟いていく”実況”は盛り上がるのなんの。気軽に「同じものを見ながらあれこれ言い合う」が体験できるのはありがたい。

そんなふうに他人の感想を目にする中でも、特に「この人のつぶやきは特にスゴイな…!!」という人がいる。

それがこのお方↓

x.com
ジゴワットレポート
映画とか、特撮とか、その時感じたこととか。思いは言葉に。

結騎了さん。この人の書き出す文章がとても好きだ。語彙も創作の蓄積も豊富で、この人の文章ではそれらが駆使され、論理的な言語化がされている。でもそれでいて単に理屈っぽい堅苦しい文章ではなく、熱意に満ちた文章が出力されている。

この人の感想があまりにも的確で「あ、これ自分も感じていたことだ…!!」と感じたことが何度あったことか。

でも、結騎さん曰く「それはそんな気がするだけ」という。

言われてみればその通り。僕の経験したことはこの人が見聞きしているわけではない。同じものを見ていたとしても感情は別のもの。似たような気持ちや考えに至ることもあっても完全に一致はしない。

つまり、「自分の思考や感情や好みを確実に言語化できるのは自分だけ」ということだ。

実際、自分の身の回りでは作品の感想然り日常の出来事然り言語化されていないことはたくさんある。
これらが言語化されたらどれだけ楽しいことだろうか。

漫画「宇宙兄弟」のシャロン博士のセリフで
「迷ったらどっちが”正しい”かで決めちゃダメ」「どっちが”楽しい”かで決めなさい」
というものを思い出される(別に迷ってはいないんだけどね)。

気がついたら僕は文章術、言語化、ブログについて動画や書籍で情報を集めるようになっていた。

自分のことをより深く知れる

そんなこんなで僕が明確に「言語化がしたい!」と感じた時期は自分が再就職活動をしていた頃。

新卒で働いた会社を思い付きと逃げで転職。その先でも上手く行かずに早期離職して結局無職になってしまった。障害特性のこともあったので次の職業選択のためには自分の特性や理想を明確に言語化しておく必要があった。

その時のことだ、『「何故?」と3回問いかける』について教えてもらえたのは。
教えてくれたのは就労移行支援事業所の支援員さんからだった。

『「何故?」と3回問いかける』とはそのまんまの意味。就職活動で言うなら…

「〇〇社に入社したい」
  ↓
「何故?」
  ↓
「商品開発に携わりたいから」
  ↓
「何故?」
  ↓
「ヒット商品を生み出したいから」
  ↓
「何故?」
  ↓
「自分の作る商品で多くの人の役に立ちたいから」

というように基本的には3回「何故?」と自分の主張や回答に問いかけて、それにさらに答えることで隠された本当の理由ににじり寄ることができるといった方法のこと。足りなければもっと掘り下げても良い。特に就職活動の面接では回答が十分ではないと「何故、弊社なんですか?」「何故、この職種なんですか?」と追加質問で時間を取られるので回答の精度を上げるにはもってこいの手法だった。面接官に聞き返される時間は苦痛だけど自分で事前に問いかけるのはいくらか楽に感じる。

それでひとしきり支援員さんと話し合って自分の中の本当を掘り下げ切った後に気づいた。

「あ、これって言語化じゃん…!?」

自分の頭の中を的確に、人に伝わるような形に出力する。
自分が何を求めているのか、自分にどんな傾向があるのか、その本質がわかること自体が心地よい。
そう、理解る(わかる)って楽しいことなんだよなぁ。

これを機に改めて僕は言語化の喜びにのめり込んでしまった。

これからの発信内容とブログの方針

以上が自分が文章を書きたいと…いや、「言語化がしたい」と感じた理由と経緯だ。

具体的にこのブログで具体的にどんなことを書いていくのか、いわゆるジャンルは決まっていない。

何か1つや2つのジャンルに絞られた特化ブログの方が題材を決めやすく、読む人としても来てもらいやすいかもしれない。
(わざわざ人の見えるところで書くのだから正直、できれば色んな人に読んでもらいたい)

とはいえ多趣味で目立った実績も無い自分。
まあゆるりと自分の経験や書評とかを書籍とかを書く雑記ブログとしてしばらくは動かしていきたい。

まあ趣味が多いってことはそれだけネタが尽きないってことだしいいのかな。

さっきあげたアニメ・特撮もそうだ。
その他にも…音楽、旅行、ボルダリング、生き物、食べること、料理etc…。
ブログとして書ける内容があるかはさておきとっかかりが多いのはありがたい。

そんなこんなで雑記ブログ「えんざんは言語化したい」のはじまりです。

暖かい目で見守ってやってくだせぇ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました