運動の習慣化、身体や精神に良いという話はよく聞きますよね?
運動をすれば、血流を良くして、自律神経を整え、脳を活性化させます。つまり、運動を上手く習慣化できれば心身共に疲れにくくなり、パフォーマンスも上がり、健康的に過ごせるようになるんです。
しかし、既に運動が習慣になっている人ならともかく、全く習慣が無い人が運動を始めるとなるとなかなか難しいのではないですか?素手で自動車押して動かすぐらい難しいと思うんです。推進力が皆無なんですよ…。
せっかく「毎日走る!」「筋トレをする」と目標を掲げた瞬間は盛り上がっても、いざやろうとすると重力が数倍に跳ね上がるんですよね…。我々は基本戦闘力5のか弱き地球人なので重力0
から始めましょう。
ということで今回は運動習慣をめちゃくちゃ簡単に続けられる方法を自分なりに勉強したり考えたので書き出していきます。
ハードルは地の底に埋めてしまおう
「運動を習慣化するぞ!」となると「筋トレ」「ランニング」といった方法を取り入れようと考えることが多いと思います。ゆくゆくはそうできたら良いかもしれませんが、あくまで「運動を習慣化する」ことが目的なので目標は簡単に達成できるレベルに下げる必要があります。先程申し上げた通り我々はか弱い地球人なのでハードルを地の底に埋め込みましょう。
では、ハードルを地に埋めた結果取り入れるべき運動とは?
それは「散歩」です。というか「歩く」ことです。
先程挙げた「筋トレ」「ランニング」等の運動は日常生活ではあまりない動きや強い負荷を強いることなります。「歩く」ことは一見負担が軽すぎて運動とは思えないかもしれませんが、だからこそ習慣化という目的においてはこれほどまでに効果的な方法はないんです。
もし、外に出る支度をすることすら億劫であれば家の中で歩いても構いませんし、「そんな広いスペースが無いんじゃ!!」という人は昇降台での上がり下がりやその場での腿上げなどでも充分に効果は得られます。胸を張って「運動をしている」と言い張りましょう。
僕の場合は最寄り駅から現自宅まで徒歩15程度と人によっては少し遠く感じる距離ですが基本的には
歩きです。また、エレベーターやエスカレーターは使うことを控えて階段を使うようにしています。
それから、歩く時間、距離を稼ぐために電車の乗り換えで駅間を徒歩で移動する時は乗り換えの時間に影響が出ない範囲で遠回りをしています。これは上手く行けば人混みも回避できるてオススメですね。
とにかく確実に続けられることから取り入れることです。
義務ではなく楽しみに
習慣化をするためにはモチベーションが必要です。心から「健康になりたい」「生活習慣を整えたい」と考えている人はそれだけで充分運動を開始、継続できるかもしれませんが目的のためにだけに運動をすることを苦痛に思う人もいると思います。
僕は歩くことは好きなのでそれはそこまで苦痛ではないのですが、筋トレに関しては最近だと「鍛えるための筋トレ」ってどうしても即効性が感じられなくてちょいちょいサボってしまう事があるんですよね。
そこでモチベーションを維持するために重要になってくるのは楽しむことです。
「健康のために運動をしよう」だとなかなかやる気がしなくても実用的な目的なんか何も無いけど
「楽しいからゲームしよう(ゲームは趣味であれば何に置き換えても構いません)」いくらでもできるじゃないですか!?
だから、自分なりに楽しんでできる運動を探してそれを習慣、いや趣味にしましょう。好きなスポーツがあるならそれがいいですかね。それか新しいスポーツに取り組んで色々探ってみるのもいいかもしれません。僕の場合はそこまででしたが、筋トレやランニングが「それ自体がめちゃくちゃ楽しい!!」と思える人はもちろんそれを続けて大いに構いません。というかそういう人は既に習慣化できているでしょうが笑。
記録を付けてニヤニヤしよう
物事を継続するにはその成果を実感することが大きな意味を持ちます。成果はある意味報酬とも言いかえられますかね。
普段を仕事をしていると面倒に感じたりやる気が落ちることもあると思いますが、お給料として自分の成果、報酬が出されると「自分ってそれだけ働いたんだな」と実感が湧いて少しやる気が出てきたって経験あるんじゃないですか?(まぁ最初はともかく人や仕事によっては「あれだけ働いたのに割に合わねぇじゃん…」となるパターンもあるかもしれませんが…)
とにかく報酬を実感できるかどうかって良くも悪くもモチベーションに大きく影響を及ぼすんです。
「運動の習慣化」を目標とする我々はこれまでの運動を記録することで「これだけ運動をすることができた!!」と実感することが効果的です。例えば、一番簡単な方法で言えばiPhoneのヘルスケアというアプリには自分が歩いたときの歩数や距離等を大まかに記録してくれる機能が備わっています。
これは分かりやすく歩数や距離といった数字で成果を可視化してくれるので成果の実感にはもってこいのシステムですね。
ちなみに僕はfocus to-doというアプリで筋トレに取り組んだ時間を記録しています。
みなさんも後から眺めてニヤついてやりましょう!
無理なくできる方法で
ということで上記のことをまとめると…
- 負担が軽く、毎日続けられるぐらい簡単な運動を取り入れる。
- 具体的には散歩や腿上げ運動、通勤時の歩行距離を伸ばしたり積極的に階段を使うと行った日常の延長でも構わない。
- スポーツなど、自分から楽しんでできる運動を趣味にすることでモチベーションを維持する。
- 取り組んだ運動を回数や時間、距離などの数値として記録することで、運動習慣化の成果が
可視化されてやる気を発揮しやすい。
というようになります。
運動は上手く習慣化できれば心身共に健康になり、仕事や勉強などのパフォーマンスも上がり、より優れた実力を発揮できるようになります。やらなきゃ損な習慣、やるしかない分かっていても簡単にできないことに苦労されている人は多いでしょう。
だから、この生地を読んだら是非とも自分にできる簡単な運動や楽しめるスポーツを考えるところから始めていけばきっと毎日体を動かすことだってできるはずです。
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