“ダサい”をセンスのせいにしないであげて。誰でもオシャレになれる方法【連続投稿5日目】

自己管理

「もっとファッションに気を遣いなよ」とか「私服ダサいよね」とか言われたことはありませんか?

流石に直球で”ダサい”と言われるまでは無くても、自分自身でも「ダサい」「少なくともオシャレではない」「もっとオシャレにしたい」と思う人はいると思います。まさに自分もそうでした。

当時の自分の服装はこんな感じ↓

とまぁ、こんな有様で終いには大学の先輩に「もう少し服に気ぃ遣えや…」と言われたのが…

…とこのように様変わりしたわけです。周囲からの評価も変わりました。

「なんか印象良くなったね」

「えんざんさんめっちゃオシャレ!」

…とありがたいことにこのようなお言葉を頂いたので調子に乗ってこれから“ダサい”の回避方法を書いてみます。 この記事を読むと…

  • どんな服装がダサいのか分かる 
  • 最低限ダサく見られないコーデを身につけられる 
  • よりオシャレを楽しめる

 ファッションは感覚(センス)の良さで決まるものではなく、理論(ロジック)で組み立てられる。

理論さえ分かれば誰だってオシャレを楽しめるんですよね。
以前「お前もう少し服装に気を遣えよ」と言われた自分でも友人や職場の人から

「私服いい感じだね!」
「めっちゃオシャレじゃん!」

と言われるように見違えたのでファッションで悩んでいる方は是非とも御覧ください。

 まずは量産型を目指そうぜ!

「オシャレ」と聞いて最初にイメージしていたのは様々な種類の服をカッコよく着こなしている様子でした。いわゆる「何着ても似合う」というか「スタイルやセンスがいいからそんな奇抜な服着こなせるんだろ?」みたいなやつ

でも、実際最低限オシャレに見える、というかダサく見えないアイテムやコーディネートってシンプルなものなんです。黒のパンツに白のTシャツ、それでジャケットでも羽織っておけば十分!

変に奇をてらって柄がが入ったものとか個性的な色味や形のものを取り入れると失敗する可能性が高くなる。もしあなたが今「ダサい」ことに悩んでいるのならまずは減点を抑えることから始めることをおすすめします。加点式のオシャレはもう少し経験値を貯めてレベルを上げてから。

まずは基盤を整えることから。今持っているデカいロゴの付いたパーカーとか、謎にダメージ入りまくったジーンズは手放して、シンプルな無地のものに切り替えて行きましょう。

具体的にどんなアイテムがオススメかは次項以降で紹介します。

 キレイめとカジュアルのバランス

 ファッションのアイテムやコーディネートにはめちゃくちゃ大まかに分けると2種類に分類されます。

それはキレイめカジュアル

なんとなく聞いたことのある言葉ではないでしょうか?

キレイめとは極端に言えばスーツのような仕事の場や冠婚葬祭で使われるような服装に見られる誠実で整った印象を与える要素です。

キレイめなアイテム
  • シャツ
  • スラックス
  • ハイゲージニット(網目の細かいニット)
  • テーラードジャケット
  • チェスターコート
  • トレンチコート
  • 革靴
  • メガネ
キレイめな色、柄、素材
  • 無彩色(白・黒・グレー)
  • 無地
  • 凹凸が少なくツルッとした生地
キレイめなサイズ
  • ピッタリ
  • 細身
  • タイト

カジュアルとはジーパンやTシャツのような私的な場面で使われる動きやすさや楽さが重視された服装に見られる気楽(?)な印象を与える印象を与える要素です。

カジュアルなアイテム
  • Tシャツ
  • パーカー
  • スウェット
  • ローゲージニット(網目の荒いニット)
  • カーゴパンツ(ワークパンツ)
  • デニム
  • コーチジャケット
  • ダウン
  • スニーカー
  • サンダル
  • リュック
カジュアルな色、柄、素材
  • 有彩色(カラフルな色)
  • 柄物全般
  • 大きいロゴやプリント
  • デニム
  • 凹凸のある粗目の素材
カジュアルなサイズ
  • ゆるめ
  • ゆとりがある
  • オーバーサイズ

…と、分類は上記のリスト

ざっくり結論を言うとキレイめ要素が多めな方が失敗しづらくオシャレに見えやすくなります。逆にカジュアル要素が多いとコーディネートの難易度が高くなってしまいます。

かと言って全部キレイめにすると確かに外れる可能性はかなり減るけども堅苦しい印象を与え過ぎてしまいます。仕事以外でもいつもスーツって訳にはいかないですからね。

なによりここ数年はまだカジュアルオーバーサイズがトレンドだと言われているようなので。
(個人的には長く着られることを優先させたいのであまりトレンドに偏ることはお勧めしませんが)

だから、目指すべきはキレイめカジュアルを上手く組み合わせ調和の取れた状態です。

比率で言えばキレイめとカジュアルでだいたい7:3ぐらい。組み合わせにもよりますが少なくとも5:5程度にはしておきたいですかね。

上記のリストを見て今自分が持っている服にカジュアルなものが多いようであれば手放してキレイめ要素を買い足していくと自ずとコーディネートが組みやすいオシャレ初心者向けのクローゼットに近づいていきます。

3色ルールでまとまりを良くする

ダサいと言われがちなコーディネートでを使い過ぎるというパターンがあります。

色使っとけば派手で個性も出せてオシャレかもって気がしてたことありません?

でも、たくさん色を使うと良く言えば楽しそうだけど悪く言えばゴチャゴチャしちゃうんですよね。ドンキとか見てもらえればわかると思います。ちょっとファッション的なオシャレとはかけ離れちゃいますね…。

そこで取り入れるのがこの3色ルールです。

3色ルールとは無彩色2色、有彩色1色の合計3色だけで1つのコーディネートを組み立てるという縛りです。これがオシャレに見えやすい色合わせ。無彩色という安定をベースに有彩色で色味や個性を出していくという両取りのスタイルになります。

例えば、黒のパンツに白いTシャツ、アウターにブラウンのジャケットの組み合わせ。

これも無彩色が2色ブラウン有彩色1色ですね。シンプルで安定感があります。靴とバッグも黒にすれば3色以内でコーディネートが完成します。どんな有彩色にするかで迷った場合は、ブラウン、ネイビー、カーキ辺りは合わせやすいのでオススメです。

また、無彩色は主張が強くないので無彩色だけで組み合わせたモノトーンコーデも悪くないです。

どうしても3色以内、特に有彩色を1色に収めるのが難しい時は有彩色が2色で合計4色になるのもギリギリセーフとしましょう。(上手く行けばカッコいいですが難易度は確実に上がりますのでお気をつけて)

サイズ感でもガラッと変わる

ここまではアイテムの種類や色についてとりあげてきました。ここでは意外と見落としがちな(というか自分がそうだった)サイズ感について話します。

着られればなんでもいいと思ってませんか?
ええ、自分は思っていました…はい…。でも、同じアイテムでもサイズだけでぜんっぜん違うんです…!!

自分にあったサイズというのは流行、年齢、骨格等が関わってくるので人それぞれでベストな選択は変わってくるところです。ですがあえて言うなら個人的にはジャストサイズ+aを推奨します。
ジャストサイズは要するに自分の体にぴったりのサイズということです。肌に張り付く程ピチピチではなく、程よく手の平が入り込めるぐらいのゆとりのあるサイズ感。
このサイズ感は基本的にド定番なので大きく外れる可能性は下がります。

では、「+a」とは何だと思われますか?
その決め手となるのが流行、年齢、骨格等の要素です。

流行

自分も厳密には把握しきれてはいないのですが、現在(記事執筆時2023年1月頃)は一応ワイド、つまり緩めでオーバーサイズなシルエットのものが好まれる傾向がまだ残っています。いわゆるトレンドってやつです。逆にタイトで細身なシルエットのものは現在の流行からは少し外れている時世です。一時期は黒スキニーが最強と言われこぞって履いている人は多かったとのですがそれはもう少し前のトレンドですね。

年齢

先程、トレンドについて触れましたが、年齢を考えずにとにかく取り入れると痛い目を見ます。例えば、10〜20代の若者がトレンドを意識したワイドな服を取り入れるのは容易ですが、40代以上の世代ともなるとワイドで緩めな服装はむしろだらしなく受け取られる可能性の方が高いです。むしろ、ジャストサイズか少し細身なものでキレイめな要素を取り入れる方が大人らしい魅力を出しやすいでしょう。

骨格

実は人間の骨格はストレート、ウェーブ、ナチュラルの3つのタイプに分類することができます。それぞれのタイプには似合うファッションやシルエットとそうでないものがあるんです。自分の骨格タイプを判断するには骨格診断を受ける必要があります。お金を払って依頼するのが確実な上に直接自分にあったアドバイスも貰えるのがありがたいですが、まずはネット上に上がっている自己診断を試してみるのがいいでしょう。

【メンズ用骨格診断チャート付き!】3タイプ別のおすすめコーデを解説!

ちなみに自分は自己診断で骨格ナチュラルの要素がかなり多く見られて、今は20代後半ということもあってジャストサイズとワイドの中間のシルエットを意識してコーディネートを組み立てるようにしています。

ここまでサイズの判断をするにあたって様々な要素が関わるという話をしてきましたが、「この歳だからあれは着られない」とか「この骨格タイプだからあれを着るのはなぁ」とこだわり過ぎないようにしたいです。自分に合わない、苦手な服を取り入れようと思ったら少しでも他に自分の得意な要素を取り入れてカバーしてあげれば充分にオシャレに着こなすことで楽しみましょう。

センスなんてなくてもオシャレになれる

 これまでのことをまとめると… 

  • まずは派手で合わせづらい服を手放す
  • シンプルで王道な量産型ファッションから目指していく
  • コーディネートはキレイめ要素を多めにして、カジュアルとのバランスを取る
  • ファッションのシルエットはジャストサイズを基準に流行、年齢、骨格にあったものに少し寄せていくと良い
  • 「自分には合わない」に囚われすぎず、自分の得意な要素でカバーする

以上のようになります。

 センスなんてなくてもちゃんと理屈を理解して、自分に必要なものとそうでないものを分析すれば
誰だってオシャレになることができます。是非ともクローゼット内の服を全て引っ張り出して断捨離をすることから始めることをオススメします。

あなたもオシャレを楽しんでいきましょう!!

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